2026年5月17日 10年ぶりにクルマを買うことに決めた件など
久しぶりの大型イベントが始まった。表題のとおり、10年ぶりにぼくのクルマを買うことに決めたのだ。と言っても、愛車スラ吉くんはそのまま維持する。愛車だし、まだ3万キロちょいしか走ってないしね。つまりは増車、買い増しだ。
契約はこれからだが、昨日現地に行ってクルマを見てきた。 外装は、バックドアの下端に凹み傷あり。 内装は、新車のようにきれいで臭いもない。 純正ナビとETC、車検二年付き。バッテリーやオイルの交換をオプションで付けても、かなり安い。 理由はめっちゃ過走行車だから。 なんと、約25万キロも走っている。2018年製だから、製造後8年でⅠ年当たり3万キロ以上も走った計算だ。 前のオーナーが整備簿を残していて、令和5年まで記録されている。 それによると前オーナーは富山県民で、おそらく通勤などにもフルに使っていたものと見られる。この整備記録簿を見て、購入を決めた。 誠実で真面目な富山県民が乗っていたクルマなら、きっと大事に使われていたに違いない。 たしかに過走行だが、エンジンもいい感じに回っていたし、足回りも比較的きれいだった。 雪の多い富山だから四駆を選んだのだろうし、ターボもついている。不満はない。
2018年にN-VANが発売されたおり、とても興味を持ち、購入を考えたことがある。いろいろ調べた結果、買い増しならいいが、今の愛車スラ吉くんと入れ替えるのは無理だと判断した。その理由は、燃料タンクの容量や助手席の作りなどが劣るからだ。 スラ吉が35Lに対しN-VANはFFで27L、四駆は25L。さらに、スラ吉は乗用車だから助手席も普通の座席だが、N-VANは収納時にペタンコになる設計のため、座り心地は比較にならない。 常に一人で乗るならいいが、たまに人を乗せることもあるのでスラ吉は手放すことができないし、長年乗って愛着もあるため、乗り換えではなく増車以外の選択肢がなかった。ところが、今まで住んでいた家は駐車場が狭い。今まで使っていた2台を置くのがやっとだったので、増車するなら別に駐車場を借りることになる。さすがにそこまでする気はなかったし、区画整理で移転する予定だったので、新居なら駐車場がもっと確保できるため、それまで待っていたということもある。
最近ようやく新居に引っ越し、駐車場の外構工事も完成した。縦列になる場所もあるが、全部で5台くらいは置ける。したがって今までの2台から3台に増やすくらい楽勝だし、3台までなら道路に出るのにどれも邪魔にもならずに済む。友人たちが来た場合にも、あと2台は置ける。 こうした条件が揃い、 N-VANも初期型の発売から8年目となり、いくらか中古車の値段もこなれてきた。ぼくは貧乏性だから新車なんて買えないので、しばしば中古車の価格をチェックしていた。
個人的にターボは必須で、用途としてはキャンプや旅と車中泊がほとんどになるから、四駆も欲しいが、ターボ+四駆は球数が少ない。絶対数が少ない上に価格も当然割高になるので、値頃感のある個体はなかなか出ない。条件の中に10万キロ未満を入れていたが、数が少ないため、10万キロ超で検索したら、今回の個体が出てきた。とは言えそこまで台数が増えたわけでもない。依然として選択肢が少ない中で、この個体は異彩を放っていた。
不思議なもので、ものに縁がある場合は、どうしても現物を見たくなったりすることがある。今回がまさにそれだった。 神奈川県某所にクルマで向かったが、もし買うなら希望ナンバーは決めていた。 青系のクルマだったら「6」、それ以外の色だったら「707」 漫画ファンならわかると思うけど、小沢さとる氏の潜水艦漫画の「青の6号」「サブマリン707」にあやかったものだ。 すると、福生から八王子の中間あたりで、まさにナンバーが707のシエンタを見つけた。こんな偶然があるだろうか(女性が運転していて、隣に行くと信号待ちのときに手にハンドクリームを塗っていた)。ふと、これは今回のクルマに縁があるのではという直感がふつふつと湧いてきた。埼玉在住のぼくが神奈川までクルマを見に行こうと思うこと自体が珍しいことだし、希望ナンバーのことを考えていたら、まさにそのナンバーのクルマが見つかったのだ。こんな偶然と言うか、ほぼ奇跡だろう。そう思った。
現地に着くと、そこは過走行車を多く扱っている店だった。驚いたのはホンダの軽が多いこと。N-ONE5台、N-BOX SLASHが3台など、ホンダ好きのぼくは大喜び。 N-VANは黄色と水色の2台があり、ぼくのお目当ては黄色だったが、念のため水色も見せてもらったものの、そっちはFFでノンターボなのでパス。お目当ての黄色はよく見るとパールの入ったイエローで、なかなか目立つ。おじさんが乗るには気恥ずかしいかとも思ったが、その分安全だろうとも思った。 驚いたのは内装のきれいさで、臭いもない。店の人が相当頑張って掃除したとしても、ここまできれいなのは珍しい。ぶっちゃけ新車並みと思った。外装もかなりきれいではあったが、バックドアの下端にぶつけたらしい凹み痕があった。隣接するバンパーは無傷だから、おそらく開けたときに木の枝にでもぶつけたんだろう。ちなみに修復歴もなかった。整備記録簿が残っており、令和5年までは富山のホンダのディーラーで整備されていたことがわかる。
エンジンを回してもらったが、異音などもまったく感じなかった。エンジンルーム内部もかなりきれいだし、ほんとに25万キロ近くも走ってるのかと思うほどだった。 運転席に座らせてもらうと、さすがホンダ車、ぼくの体型によくマッチする。他の軽バンに比べても足元が広い。FFベースの軽バンだなぁ。エアコンやナビの画面はほぼスラ吉と同じだから、操作で迷うことがないのも大きなメリットだ。窓も広く、視界も広い。こりゃ気持ちよく走れそうだ。この時点で、かなり気に入っていたけど、安い買い物ではないので、事務所でオプション整備などの説明を聞いたあと、帰宅してから再考することにした。
土曜日のためか往路は圏央道が渋滞している情報があったので下道を使ったが帰りはサクッと高速を使った。やはり下道の半分ほどの時間で帰れる。スラ吉は快調に走ってくれた。車検が終わったばかりということもあり、絶好調だ。やはりこの子はぼくの愛車だと思った。この子がいてこそのN-VANなのだ。
翌朝改めて見積書を確認した。購入してから新たに必要なものと言えば、スマホホルダーくらいか。N-VANにはダッシュボードの上に貼り付ける棚のようなものがあったから、それも付けようかな。 あとN-VANは専用オプションがめっちゃ出ているので、使っているうちに欲しくなったらまた考えればいい。そう考える時点で、買うことは決めていた。公式ラインで購入することを伝え、契約書を郵送してもらうことにした。 今回のN-VANは富山だからたぶん屋根付き車庫で保管されていたに違いないし、25万キロの過走行車だが、ちゃんとメンテされていれば大丈夫だろうと判断した。何かあれば自己責任だし。
契約書は郵送で頼んだ。明日は月曜日なので、希望ナンバーの707を申請してもらう。抽選にならなければすんなり行くだろうと思うが、もし抽選になって外れたら、また翌週の月曜日に再挑戦することになる。
今回のクルマに関しては、重い腰を上げて埼玉から神奈川までわざわざ見に行く気になったこと、希望ナンバーのことを考えていたらまさにそのナンバーのクルマを目撃したこと、円のある富山から来たクルマだったことなどから、単なる偶然とは思えない。きっと今回の黄色いN-VANはぼくのところに来たかったんだろう。 黄色いN-VANでナンバーが707になったら、イエローサブマリンだぜ。わかるかなぁ?
