2025年5月26日 健康保険の切り替え完了など

2025年05月26日

 今月で前の職場の健康保険の任意継続分が終了となるため、あえて5月分は保険料を支払わず、5/12をもって終了、資格喪失となった。本日協会けんぽから資格喪失証明書が届いたため、速攻で市役所に行き、国民健康保険に加入した。手続きの流れとしては、運転免許証等の身分証明書を持参し、資格喪失証明書と一緒に担当者に見せ、必要な書類を記載して提出するが、マイナ保険証を使っていれば今後は紙の保険証は発行されず、マイナ保険証のみとなる。マイナンバーカードに今回の契約変更の内容が反映するのに一週間ほどかかるということで、切り替えたことを証明する書面が交付される。この一週間の間に医療機関を受診した場合に必要となる書面だ。これがマイナ保険証使用の場合で、マイナ保険証を使用していない場合は紙の保険証が発行される。

 また保険料の支払いについては、納付書が送られてくるのを待ち、それに従って納付するか、あるいは口座振替が選べるというので、後者を選び、口座振替の書面も記載してキャッシュカードをカードリーダーに読み取らせて手続きをした。そのためか、届出印は必要なかった。この点は便利になったね。

 これでずっと気になっていた健康保険の切り替えが完了した。支払いも口座振替を選んだので、支払いの手間も減ることになる。任意継続の間はコンビニ払いになっていたのでけっこう手間だったのだが、これで楽になった。あとは保険料がいくらになるかだが、普通に考えれば任意継続のときより年収が減っているのだから保険料も安くなるはずだ。それを楽しみに待とうと思う。ただ、口座振替の手続きをしても、結局は納付書が送られてくると言う。それで金額を確認してくれというわけだ。なんか無駄な感じがするが、あくまでも納付書は金額周知のために送るものであって、その支払に納付書を使って払うか、あるいは口座振替で払うかだけの違いになるという解釈らしい。それも一つのやり方だとは思う。別々の通知を出すほうが手間がかかるのだろうし、まあ納得できる。

 バカ兄貴が急に歳をとった。しばらく会っていないうちに足腰が弱り、歩く姿も猫背になり、完全に老人の体になってしまった。聞けば食材の買い出し以外はほとんど外出もせず、もっぱらテレビでドラマや映画ばかり見ていると言う。それ自体はぼくもやっているけれど、意識して動くようにはしているし、万歩計も一応気にしているが、バカ兄貴は何もやっていない。これではまずいと思い、時間のある限り行動をともにし、できるだけ体を動かすように促そうと決めた。バカ兄貴は一緒に遊ぶ友人もいないし、ろくに会話もせず一日が終わってしまうらしい。自分が巻いた種とはいえ、それではあまりにも寂しすぎる。せめて人生の最後くらいは昔のように仲の良い兄弟に戻りたいという思いもあり、積極的に会いに行くようにしようと決めた。

 別居しているバカ兄貴の娘たち(姪たち)も今までのことからバカ兄貴と距離をおいていたが、ぼくが電話でいろいろ話してとりなし、最近はやっとわだかまりも消えてときどき家に来るようになってくれた。バカ兄貴が家を新築すれば、彼女たちの部屋も設けるので、うまくすれば同居してくれるかもしれない。そうなれば生活や健康面でも不安は減る。バカ兄貴の今後の生活費は年金でなんとかなるわけだし、やっとまともな生活を取り戻しつつある現在、バカ兄貴が家族の絆を取り戻す最後のチャンスだと思うので、及ばずながら弟として協力してやりたいと思う。

 もともとは自他ともに認めるほど仲の良い兄弟だった。それがバカ兄貴がしくじったため周囲に迷惑をかけ、それがしばらく続いてしまったことから、身内や友人を問わず、疎遠になる人が続出した。姪たちやその母親(元妻)ですら離婚と別居に踏み切らざるを得なかったくらいだ。それさえなければ、普通に幸せに暮らしていただろうと思うと、返す返すも残念だし悔しくてならないが、今さら蒸し返しても仕方がないことなので、今となっては今後の生活だけを考えてやりたいと思っている。

 お互いに家の普請と引っ越しが終わったら、2人でのんびり小旅行でもしたい気持ちはある。お互いにそれなりの年齢だし、体力が衰えた今のバカ兄貴を1人で送り出すにはいささか不安があるからだ。なので付き添いを兼ねて同行してやりたいと思う。
 考えてみれば、バカ兄貴と二人で旅行などしたことがない。趣味が違うし、別行動ばかりしていたからだが、お互いに歳を重ね、できることが少なくなってくると、さすがに共同して何かをすることも必要となってくる。相談の上行きたいところが一致すれば、一緒に旅行をすることもやぶさかではない。バカ兄貴はぼくみたいにキャンプも車中泊もできないから、ビジネスホテルを使うことになるだろうが、そのくらいは必要経費だろう。道中の足はバカ兄貴があまり歩けないからクルマでのんびり行くことになるだろうが、そのほうが都合がいいと思う。クルマなら旅行でも現地まで直接行けるからだ。公共交通機関を使うと電車やバスなどで待ち時間が馬鹿にならないし、乗り継ぎもけっこう歩かされたり、面倒に感じることがある。だったらクルマで直接現地に向かうほうが手っ取り早いわけだ。

 今後はバカ兄貴と書くのもやめて、単に兄貴とかいてやろうと思う。今までのことはしっかり反省していると信じたいし、しくじった辛さは身にしみているだろうと思うからだ。せめて老後くらいは過去のことは水に流し、仲の良い兄弟に戻って晩年をともに楽しく過ごしたい、いまはそう考えている。

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