2025年4月4日 市役所との土地移転の契約完了の件など
午後に市役所の区画整理担当の事務所に行き、正式な土地の移転の契約書に署名捺印してきた。これにより、現在の家の土地は市役所のものとなり、移転が完了するまで借りている格好となって、代わりに新しい土地が移転先としてぼくのものになったわけだ。
補償金の振込先も指定してきたので、期日になったら口座に入金されるが、新居の建築で右から左に出ていってしまうことを考えると、いささか虚しい気もする。建築費用の他に解体費用、引越し費用や登記費用など、もろもろの予算をこの補償金で賄わなければならないので、できるだけ無駄なく使っていかなければならない。これにしても以前の見積もりでは現在の相場にはとても足りず、建築業者と同行で市役所と現在の価格上昇に見合った分の値上げ交渉をするなどしてやっと勝ち取った補償金なので、できるだけ無駄なく使わねばならない。それにしても、もし黙っていたらここ数年の価格上昇にも関わらず前の安い見積もりのまましれっと契約をするつもりだったのだろうか。市役所はこれだから信用できないと言われちゃうんだよ。
無事に土地の移転の契約が済んだところで、今度は建築業者Aホームとのやり取りが忙しくなる。まずは「土地区画整理法第76条許可申請」のため、以下の書類を調達しなければならない。
①仮換地証明書、仮換地底地証明書
②土地の全部事項証明書の写し
③土地所有者の印鑑証明書
①に関しては市役所に依頼して発行してもらうことになり、さっそく申し込んだ。
②は最寄りの法務局に行って調達する必要がある。
③は2月に土地の相続の際に使った印鑑証明書が戻ってきたので、それを再利用することにした。
明日はもともとAホームに行く予定になっていたので、市役所から出たその足で法務局に行き、土地の謄本を発行してもらった。もともとの自宅分と、実家から割譲してもらった土地との2枚だ。法務局には初めて行ったが、印紙を買う形で代金を支払うことを初めて知った。2枚で¥1,200だった。これで明日は②③はAホームに渡すことができ、①に関しては市役所から連絡が来たら取りに行く感じだ。
前述のとおり、明日はAホームに行くわけだが、困ったことにクリナップとTOTOからはまだ見積もりが届いていないと言う。我が家にはとっくに来たのに、どういうわけだかわからないが、明日はまだ厳密な価格の相談はできそうもない。我が家は定価ベース、業者には実売価格ベースという違いはあるにしても、そんなに時間がかかるものだろうか。困ったもんだ。
覚書のため書いておくが、新居のトイレはTOTOのGGというタイプにしようと思い始めた。標準の業者専用の製品よりグレードが高く、1階は手洗い付き、2階は手洗い無しのものを選ぶ。というのも、2階はトイレの横に洗面台を設置するからいいが、1階は手洗いをするのにランドリールームやキッチンまで行かねばならないため、手洗い付きのほうが楽だからだ。どちらもタンク付きで、停電しても水は流せるタイプとなる。
洗面台については標準のものがどうも気に入らないので、造作で作ってもらおうかと考えているが、価格的に既製品で妥協する可能性もあるので、まだなんとも言えない。
ぼくの部屋については扉付きのクローゼットをなくして、代わりに仕切り付きの棚を造作してもらおうと考えている。壁の収納を最大限にしたいからだ。服についてはまとめて掛けられるハンガーを多用するつもりでいる。すぐ着ないものは畳んで棚に収納か、あるいは収納ボックスに入れることを考えている。
他にもいろいろ考えているが、Aホームに具体的な提案をしてもらわないと決められない部分も多いので、そこは摺り合わせをしながら決めていくことになるだろう。これからは忙しくなるが、楽しみでもある。できるだけいい家になるように、頑張っていこうと考えている。