2025年4月24日 補償金も右から左で悲しい件など

2025年04月24日

 区画整理による移転のための補償金が口座に振り込まれたが、新築のための手付金やその後の3度に分けての振り込み、また外構業者への支払い、引越し業者への支払い、いま住んでいる家の解体費用、新築後の登記費用、新居で使う家具や家電製品などなど、諸々を計算していくと逆に赤字になりそうな計算となっている。まさに右から左だ。残高がどんどん減っていく。悲しいね。少しくらい残ってくれたらいいのに。
 新居にかける費用も少しずつチリツモで節約していかないと、どんどん雪だるま式に金額が増えてしまう。一例を上げると、キッチンの蛇口だ。ショールームで見せてもらったいくつかの候補の中からシンプルなものを選んだつもりだったが、実際に見積もりが出て驚いた。シンプルだと思って選んだ蛇口が7万円近くもしたのだ。また2階のトイレも標準のものより少し上のものを選んでみたところ、見積もりが出たら標準モデルより8万円近くも高くなっていた。この2つだけでも15万円ほども増えていたわけだ。こんな調子ではお金がどんどん消えていってしまうので、蛇口はもっと簡素なものにし、2階のトイレも標準タイプに戻すこととした。こんな調子では、先が思いやられるぞ。

 新居のユニットバスはTOTOのサザナで決まっているが、これにしてもシリーズ内でグレードによって4種類ある。NSTPと4種類ある中で、Nだと基本が89万ほど、Pだと140万ほどの税込定価だから、差額が50万ほどになってしまう。実売価格ではそこまでの差は出ないにせよ、なにしろ最下位のNグレードでは魔法瓶浴槽もつかないし、他の装備もプアになりすぎるから、どうしてもSかT以上を入れるしかない(実際にNを入れる家はほとんどないらしい)。Pだとちょっとオーバースペックかなという感じになる。お風呂に高級感なんて必要なのかと思ってしまうほど、見た目を重視しているのがPという感じを受ける。他に床ワイパーとかをつけるとさらに値段が上がる(我が家では不要と判断した)。

 壁紙やフローリングを選ぶだけでも分厚いカタログを何冊も見て選ばなければならないし、何しろサンプルが小さいから、これはと思ったものがあったら、大きなサンプルを別途取り寄せて壁にあてがってみる必要がある。人によっては普通に50枚くらい取り寄せることも珍しくないそうだ。いよいよ大変になってきた。そりゃ楽しくもあるが、あまり選ぶ数が多いと苦行に感じてくる。カラーコーディネイトなんて全く知らないから、いろいろな作例を調べて、自分の好みに近いようなものを参考にするしかないと思った。ハウスメーカーには「こんな感じにしたい」と写真を見せるほうがずっと早いからだ。

 玄関で呼び鈴が押された際のインタホンの配電盤も設置場所が悩ましい。普通はリビングとキッチンの間あたりに設置するらしいが、我が家は常に誰かがリビングにいるケースは少なく、各自自分の部屋で好きなことをやっていることが多いので、呼び鈴を鳴らされてもすぐに対応することが難しい。1階はぼくの部屋とLDK、浴室なので、玄関にもっとも近いのがぼくの部屋となる。となるとぼくの部屋から近い廊下の壁に付けるのがもっともいいのではないかと考えた。そこならぼくの部屋からもLDKからもすぐ出られるし、1階のどこかにいる間はすぐ出られる。2階から階段で降りてきたらすぐ眼の前に位置するから、2階からでも最低限の距離にはなる。1階はそれでいいとして、問題は2階にも付けるかどうかだ。コストはかかるが、利便性を考えたら付けるに越したことはない。とはいえ今回は機能門柱として宅配ボックスも装備したものを付けるので、2階は省略できなくもない。悩みどころだ。

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