2025年2月20日　（姪との再会の件など）

　数年ぶりに姪がやってきた。バカ兄貴と話もしたくないために、実家からも遠ざかっていたのだが、今回新しい家を建てるに当たり、バカ兄貴としても、実の娘に相談も報告もせずに建築をするなど非常識だということで、ぼくが間に立って姪に連絡をし、やっと今日、久々の対面となったのだった。
　実家の清算金の金額、建築予定の家の間取り図や金額などを姪に説明し、大まかには理解したらしい。姪は妹であるもう一人の姪と、母親であるバカ兄貴の元妻と、元妻の実家に三人で住んでいる。今のところ住むには問題はないとのことだが、老朽化はかなり進んでいるため、新しい家より快適に住めるはずもないから、できれば復縁とは言わないまでも、新しい家に三人で引っ越してほしいとは思うのだが、過去のバカ兄貴のやらかしからしても、実現させるのはなかなか難しそうだ。ただ一歩前進なのは間違いないし、バカ兄貴が近い将来寿命が来れば、その後は三人で住んでもらえばいいわけで、いずれにしても無駄にはならない。そんなことをざっくり話すことができたので、心底からホッとした。ぼくがいなければ、姪もバカ兄貴と連絡を取らない状態が続き、家の件も事後報告になってしまっただろう。その意味では役に立ててよかったと思うし、亡き親父も喜んでくれているだろうと思うが、反面、俺がなんでこんな苦労をしなくちゃならないんだとも思ってしまう。それは人情で仕方がなかろう。
　姪には新しい土地も見せ、ここに移転するんだと説明した。整地された状態の土地を見たら、姪もやっと少しはピンときたらしい。風が冷たかったので早々に帰宅したが、とりあえずは姪がまた実家に来てくれるようになったのは嬉しいことだ。明日も妹を連れて荷物を取りに来ると言う。ぼくは病院の定期検診があるから午後からしか会えないが、姪の次女の方に会うのも本当に久しぶりだから、楽しみだ。

　ガスの点検の業者が来た。長いこと使っているガス業者で、けっこういろいろとお世話になっているが、今度の家の建て替えに当たっては、さすがに都市ガスに変更せざるを得ないので、この業者との付き合いもあと数ヶ月程度になると思う。今回は点検と一部のパーツの交換、それとガス警報器の新型を渡された。今回は実家の分も一緒に点検を受けたのだが、ガス代が２ヶ月未納になっていると言われ、直接集金もできるということで、すぐバカ兄貴に支払わせた。口座に入れるのを忘れていたらしいが、こんなことでいちいち業者の手を煩わせるんじゃないよ。まったく手がかかるやつだ。一時が万事、こんな感じなのだから、嫌になる。

　最近、大河ドラマのDVDをいくつか仕入れた。年末に放映された総集編というやつだ。ダイジェスト版で、DVDが２枚から３枚で短くまとまっている。ほんとは１年分を見たいくらいだが、途中で飽きることもあるし、何よりも時間がめっちゃかかるので、コレクションとしても、総集編くらいがちょうどいいのだ。「功名が辻」 「利家とまつ」「独眼竜正宗」「毛利元就」「葵・徳川三代」である。これらは以前大河ドラマにハマっていた時期に熱中して見ていたもので、ここ数年はまったく興味が無くなった。ぶっちゃけ質が落ちたと思っているからだが、それでもまだいくつか欲しいものが残っている。それらも少しずつ揃えていきたいと思っている。具体的には竹中直人が主演の「秀吉」などだが、中古でいいので、価格が手頃なものを探していきたいと考えている。