2024年11月9日~13日 久々の遠征・笠置キャンプ場など
去る 11月の 9日から 13日にかけて、久しぶりに関西に遠征に行ってきた。目的は笠置キャンプ場。11日から 12日まで、人気 YouTuber の 3 人「いずまるちびぃ」が揃ってやってくるため、3 人に会うついでに、神奈川在住の友人S氏と一緒にソログルキャンを楽しもうと考えたわけだ。
問題は交通機関、どうやって行くかだが、先日腰を痛めたこともあり、重いバックパックを背負って電車に乗るのはきついから、愛車スラ吉くん(N-BOX SLASH TURBO)で行くことにした。笠置キャンプ場までは約 500km 以上あるため、渋滞がなくてもおよそ 6時間以上はかかる。頑張れば一日で一気に行けないこともないが、暗くなってから到着しても受付できないから、前日に出て、近くまで行って一泊し、翌日にキャンプ場入りすることに決めた。そのため 9日出発、10日キャンプ場入りしソロキャン、11~ 12日にソログルキャンののち帰路に着き、また途中で一泊して、翌朝 13日に帰宅するというスケジュールを組んだ。これは無理のない行程で、結果的にとても良かったと思っている。
9日の出発時刻をいろいろ考えたが、あまり早いと途中で眠くなって疲れるし、海老名あたりを抜けるまでの間はどうしたって渋滞に引っかかる。ならば睡眠を充分にとってからゆっくり出ようと考え、9時ちょい前に出発した。いつもなら愛用のナビアプリ「COCCHI」は圏央道を使うように指示するはずだが、今回はなぜか東北道から首都高を経由して東名に出るように指示してきた。不思議に思って調べたら、圏央道で工事か事故か何らかのトラブルがあって、スムーズに流れていなかったらしい。できれば首都高はなるべく通りたくないが、圏央道が流れていないならやむを得ないと、素直に首都高を抜けて東名に入った。ここまでは思いの外スムーズに流れていたが、問題は用賀から先だ。次第に流れが悪くなり、やはり海老名あたりで高速道路なのにアイドリングストップを多用することとなった。もはや東名でのアイドリングストップは必殺技となった感がある。実際には足柄あたりまで混んでいて、そこを抜けるまで約 3時間はたっぷりかかっている。出だしでつまずいた格好であり、このあたりが気が急くこともあってもっとも辛かった。足柄付近を抜けると嘘のように流れるようになり、快適なドライブができるようになったが、さすがに疲れてきたので、静岡に入りしばらく走ってから藤枝 PA でしばし休憩したのち、再度出発した。その後長い静岡を抜けて愛知に入っても流れはとてもスムーズで、刈谷ハイウェイオアシスやナガシマスパーランドなど名古屋付近もあっさりと通過し、やがて三重県に入って、当面の目的地である「道の駅いが」に到着した。ここまで足掛け 8時間ほどかかったが、うち 3時間は首都圏を抜けるまでの渋滞だから、それ以降はとてもスムーズだった。いかに首都圏のクルマの台数が多いかを再認識させられた一日だった。
道の駅いがで寝床を作り、簡単な夕食とトイレを済ませ、さっさと仮眠しようと思ったが、身体は疲れていても、久々に長時間の高速運転をしたためか、気分が高ぶっていてすぐには寝付けず、SNS のチェックや YouTube の動画などを見たりして、しばしの時間を過ごした。やがていい感じに睡魔がやってきたので、寝袋に潜って眠りについた。道の駅いがは道路に近いが、疲れもあってか意外と騒音は気にならず、ゆっくり寝ることができた。
翌朝は天気に恵まれ、気持ちよく目覚めた。クルマのウインドウの結露が溶けるまでゆっくり朝食をとり、買い出しをする予定のスーパー「アピタ伊賀上野店」がオープンする時刻に合わせて出発した。その先に 24時間営業の「ラ・ムー伊賀上野店」もあるが、そこまで急ぐ必要もあるまいと思ったし、キャンプ場は 8時から受付が始まるから早く到着してもいいが、この日は日曜日なので、前日から宿泊しているキャンパーがまだ撤収前でたくさん残っているはずであり、早く行っても都合の良い場所に設営できるとは思えないから、あえて昼前後に到着する作戦を立てたのだ。まず ENEOS でガソリンを給油し、窓をきれいに拭いてもらって、次に開店の数分前にアピタ宇賀上野店に到着した。出入り口に近い場所に駐車し、開店を待って入店し、食材を購入したが、初めての店でもあり、何がどこにあるのかがわからず、ウロウロしてしまったのには自分でも笑ってしまった。
アピタを出て少し走るとラ・ムー伊賀上野店があった。前述のとおり、こちらは24時間営業なので、時刻を問わず利用することができる。次回に来るときはこっちでもいいかなと思ったりしたが、今回はそのまま通り過ぎた。のどかな道をしばらく走るとアップダウンが多くなった。伊賀と甲賀を分ける峠という感じだろうか。 引き続き山道を走り続け、 やがて京都府に入り、途中で「道の駅お茶の京都みなみやましろ村」に立ち寄った。トイレ休憩を兼ね、何かいいものがあれば購入しようと考えたのだが、地元の豆腐屋さんが作った油揚げと厚揚げが美味しそうだったので、即購入した。笠置キャンプ場までの道中では、ここが最後の立ち寄り地となった。
笠置町は京都府と言えども三重県や奈良市にほど近く、言わば県境にある街である。過疎が進んでいるそうだが、確かに寂れた感は否定できず、JR 西日本の笠置駅はあっても一時間に一本程度、しかも編成は一両かせいぜい二両である。すぐ近くには楠木正成が戦をした笠置山もある。つまりは山間のひなびた田舎町と言えるだろう。
いよいよ笠置のキャンプ場に入ることとなったが、商店街的な道を降りるところからかなり狭く、薪の販売店の横に少しだけ退避できる場所があるだけで、そこを除くとクルマ同士のすれ違いは不可能であり、特に最後のカーブの先は極めて狭く、大型車や3 ナンバー車は運転に慣れていないとかなり厳しいと思う。もちろん軽自動車なら何の心配もないが、それでも多少は緊張するほど狭い道である。
キャンプ場の入口にある受付にはおばちゃんたちが数名いて、その場で入場券を手書きで渡してくれる。泊まる日数を言い、帰る日付を記入してもらうのだが、ここで予想外なことがあった。事前に「デイキヤンプ 500 円、一泊二日 1,000 円」と聞いていたので二泊三日分は当然 2,000 円だろうと思っていたが、おばちゃんは 1,500 円だと言う。勘違いかと思って「今日は 10日で、二泊三日で12日に帰るんですけど」と言い直したが、「はい。だから 1,500 円ですよ」と言う。そのときは理解できなかったが、どうやら夜間は計算に入れないらしい。つまり 10日、11日、12日の 3日分のデイキャンプ代としてそれぞれ 500 円が 3日分という計算になるのだろう。なんか不思議だが、安くていいというのだから、2,000円出して素直にお釣りを500円もらった。
いざキャンプ場に入ると、日曜日ということもあり、やはり週末キャンパーたちでごった返していた。隙間のある場所はほとんどないくらいで、さて困った。サイト全体を歩いて下見するにも、そもそもクルマを仮置きする場所すら少ない。何とか邪魔にならないような隙間を見つけてクルマを置き、ロケハンのため歩いて端から端まで回ってみた。河川敷ということもあり、砂と石が多い場所もあれば、草原のような場所、芝の場所とバリエーションが多い。木津川のすぐ横から、少し登ったあたりの水道、トイレ、ゴミ捨て場に近いところまで、段差もけっこう大きい。さてどうするか。個人的にはできるだけ川からは離れたいし、水場やトイレにも近いほうが助かる。かといってその条件に合うような場所はすべて埋まっている。この時点ではまだ正午になっていなかったので、少し待てば撤収する人たちが出てくるだろうと思い、クルマを仮置きしたまましばらく観察していると、ちょうど好ましい場所が撤収され、芝サイトでトイレにも近い平坦な場所が空いた。あそこなら理想的だと、すかさずクルマをそこに移動し、クルマとの間に少しゆとりを持たせてテントを設営した。前述のとおり翌日には神奈川の友人S氏が来るので、できれば隣に張らせてやりたいと思ったからだが、翌朝までに他のキャンパーが来たらどうしようもない。そんなことを考えていたら反対側の隣のキャンパーも撤収し、広くなってよかったと思いきや、間もなく別のキャンパーがそこに入ってきた。残念だが、こればかりは仕方がない。もう片方の場所が残ることを祈ろう。
友人の場所の心配はあるものの、自分の設営は終わったことだし、とりあえずはソロキャンプを楽しもうと割り切り、昼食をのんびりと食べた。笠置の景色はのどかで、眼の前には山があり、わずかに紅葉が見られた。今年はまだ早いらしい。山の下を道路が横切っていて、通行量も多い。電車は一時間に一本だし、深夜は走らないから特に問題はないが、道路はトラックの抜け道になっているらしく、けっこうな騒音になる。だから少しでも川から離れるため、水場に近い場所をと望んだわけだ。この時点で天気は曇りで、やや風もあった。湿っぽい風だったので、少し嫌な予感がした。
予感が当たったように、夕方からは雨が降ってきた。大した雨量ではないが、夜通しずっと降り続いた。幸い朝には止んだが、ただでさえ湿気の多い笠置の地面がどうなったかと心配になった。幸いぼくが張ったあたりは地面に水たまりもできておらず、テントのスカート部分にわずかに溜まっただけで済んだのは良かった。どうやら今回の場所選びは正解だったようだ。
今回張ったテントは Bundok のSoloTipi1TC だが、撥水はしっかりしており、雨漏りなどもなかった。今回はセンターポールでなく二股ポールを使い、跳ね上げ部分も二股ポールを使ったので邪魔にならず、快適に過ごせた。ただ跳ね上げ部分を閉じると内部にテーブルや椅子などを入れるため一気に室内が狭くなってしまうから、寝床への出入りは裏口を使うことになる。SoloTipi1TC のいいところは、前後ともに出入口があることだ。ポリエステル生地の SoloTipi1 も良いテントだが、出入り口は前しかなく、しかも跳ね上げ部分がない。その分軽量にできているので文句は言えないが、オートキャンプならやはり TC 版のほうが便利ではある。
この日は日曜日だったが、迷惑キャンパーが何組もいた。具体的にはおっさんの声で2組、おばさんの声で1組が、夜通し大きな声で喋り続けていたのだ。知る限り未明の4時頃までは続いていて、うんざりした。雨音で聞こえないとでも思ったんだろうか。とにかく迷惑キャンパーはどこにでもいるんだと、いささか落胆した。この日はまだいいが、翌日も寝られなかったら困るなと、心配になった。
目が覚めてテントから出ると、前日に入れ替わりで入ってきた隣のキャンパーが、いつの間にかクルマごときれいにいなくなっていた。夜間に撤収したのかも知れない。おかげで自分の分と合わせてテントが三張りくらいできるスペースが残っていた。いまS氏が来ればばっちりなんだがと考えていたら、まさにその時S氏が到着した。絶妙のタイミングだった。ホッとした。 かくして隣にS氏もテントを設置し、楽しいソログルの時間が始まった。
ここで近くに設営していた女子ソロキャンパーが、撤収を始めていた。新型のテントを使っていたので少し話を聞かせてもらったりしていたが、帰り際に薪をプレゼントしてくれた。昨夜は雨だったので、燃やせなかったんだね。ありがたくいただいた。が、ぼくはもともとそこまで焚き火はやらないので、これから来るいずまるちびぃの3人にあげることにし、おまけにどら焼き3個も付けることにした。
ここで大阪在住のキャンプ仲間のY 氏が、ひょっこりやってきてくれた。忙しい合間を縫って、半日だけ一緒に過ごすため来てくれたのだ。こっちも急に決まったことでもあり、あえて連絡していなかったのだが、ぼくのSNS の投稿を見て、急遽会いに来る予定を押し込んでくれたのだ。嬉しかった。
Y 氏はぼくが忘れた風防と、パンやお菓子、ビールなど差し入れをいろいろ持ってきてくれた。日本酒も酔鯨を持参してくれたので、こちらは代わりに朝日山の吟醸をプレゼントした。あとY 氏には以前に洪庵でソログルをやった際に宿泊代をまとめて払ってもらっていたが、うっかり自分の分を払うのを忘れて解散してしまった経緯があった。つまり未払金があったわけだが、今回やっとそれを支払うことができて安心した。差し入れ代もすべて払おうとしたが、ざっくりした額だけで、全額は受け取ってくれなかった。Y 氏は昼頃に別れを惜しみつつ帰ったが、持つべきものは友だと再認識しつつ感謝した。
昼過ぎになって、ついに「いずまるちびぃ」の3人がやってきた。「徒歩キャンプいずみ」「まるみのキャンプと車中泊」「Chibii」の3人だ。みな人気のYouTuberで、今回もオフ会というわけではないが、予告してキャンプにやってきた。つまりは視聴者に会うチャンスを作りましょうというファンサービスだ。 平日なのでそこまで人数も集まらず、キャンプ場にも迷惑はかからないという狙いだったろう。もともと町営のキャンプ場であり、貸し切りとかもできないと聞いているし、「たまたま行くけど、たまたま会えたらいいですね」みたいなノリである。S氏ももぼくも、そのノリに乗じてノコノコやってきたというわけだ。もともと笠置には一度来てみたいと思っていたし、ちょうど良かった。
彼女たちには過去にS氏とともに2度ほど会ったことがあり、顔は覚えてくれているので、初対面のファンたちが一巡した頃を見計らって 3人に薪とどら焼きを渡して少しだけ話をし、 一緒に写真も撮ってもらった。ときどきしか話す機会はとれないが、彼女たちと同じキャンプ場で過ごせるというのは嬉しいことだ。それと同じ気持ちの人が、この時点でざっと 70 人くらいはいたように思う。平日でもこんな辺鄙な場所にこれだけの人数が集まるんだから、やはり彼女たちの人気はたいしたものだ。
自ら彼女たちを見つけてやってくる人がほとんどだが、それが一巡すると、逆に3 人が視聴者のサイトを順に見回るということで、待っていたら、日が暮れ始めてからぼくのサイトにも来てくれた。自分なりにかっこよく設営していたつもりだったが、プーさん柄のホットサンドメーカーを愛用していることや、スマホの待受が可愛いのが彼女たちにすっかりバレてしまったことは内緒にしておこう。
今回はホットサンドメーカーで玉子焼きを作った。一度に 2個分を焼くことができ、それを 2 回やって、つごう 4個は自分で食べたが、それ以上は無理だった。 その後、いずまるちびぃの3人に卵を買いすぎて食べきれないことを話し、少し手伝ってくれないかと聞いたら、ゆで卵にしてくれれば 1 人 1個ずつは食べると言ってくれたので、さっそく作って届けた。もう一人、親しくなった視聴者仲間N氏にも1個渡し、残る 2個は S 氏に渡して、きれいさっぱりなくなった。
その後は S 氏とときどき話をしながらソログルを楽しんでいた。夕食は S 氏が鍋を作ってくれたので、ご相伴に預かった。鍋をしっかり食べてお腹が膨れたので、ぼくが事前に提供した〆のうどんは食べずじまい。それほど鍋は美味かった。ご馳走様でした。
寝床に入ると、前日の深夜まで騒いでいた連中のような迷惑キャンパーはおらず、静かに寝ることができた。寝ている途中でのどが渇いて自販機まで歩いていったが、その道中も足音を立てないように気をつけた。それほど静かだったのは嬉しかったが、笠置は夜露がすごいこともわかった。S 氏と鍋をつついていたときも、手前においていた LED ランタンがすぐ夜露で濡れていたくらいだ。河川敷だし、納得はできるが、まるで雨に濡れたような大量の結露だった。
翌朝起きてみると、テントの外も内も結露でぐっしょりと濡れていた。昼頃には撤収するのに乾かないと大変だと思い、DAISO の「超吸収スポンジ」を駆使して水滴を吸い取ったおかげで、日差しとともにしっかり乾かすことができた。なるほど笠置の結露は半端じゃないなと、改めて痛感した。
昨夜のゆで卵の出来栄えだが、朝に食べた3人に、半熟よりやや固め程度でちょうどよかったと言われ、安堵したところで、簡単な朝食を済ませ、早めに撤収を始めた。この時間になると日差しもしっかり出ており、テントはほぼ完全に乾いていたので、落ち着いてテントをたたむことができたが、また笠置でキャンプをやることになれば、今度はポリエステル素材のテントのほうがいいかも知れない。今回はよく晴れたので TC 膜でも充分乾いたが、もし太陽が出ないと、ここまで乾かないかも知れない。TC幕のほうが比較的結露はしにくいと言っても、ここまで湿気が多いとどのみち結露はする。ならば内部にまでは染み込まないポリ幕のほうが得策ではないかと思えてきた。
11時頃に、別れを惜しみつつ先に S 氏が帰路についた。ぼくはその後、軽食をとってから帰路についた。今度は一気に三重県、愛知県を抜け、当面の目的地を「道の駅掛川」とし、日が暮れるまでにそこへ行くことを目指した。途中で「刈谷ハイウェイオアシス」に立ち寄り、ここでしっかり昼食をとった。紅生姜入りの天ぷら(実際はさつま揚げに近い)が美味かった。帰路は一度も渋滞にあわず、スムーズに目的地の道の駅掛川に到着したが、駅の入口を間違えてしまい、いったん通り過ぎてから戻る形で入り直した。ここでまた仮眠させてもらい、翌朝に帰宅する予定とした。上に道路が通っていたが、思いのほか騒音は控えめだったおかげで、よく寝られた。
翌朝はまた車内の窓の結露が酷かったため、デフロスターで乾かしている間にYouTube の動画を何本か見たりしていた。前日に道の駅で買ったトマトと、Y 氏が差し入れてくれたパンで朝食を取り、少し休んでから出発した。
次の目的地は「道の駅霧降高原」とした。通い慣れた「道の駅なるさわ」でも良かったが、その手前にある霧降高原で昼食をとった。定食と迷ったが、結局は小さなバーガー 3 種類のセットと、富士宮焼きそば、ソフトクリームも食べて満腹になったところで、道の駅内の他の施設には寄らずに帰路についた。国道139号線はよく走る道だが、道中の紅葉がけっこうきれいだった。晩秋だなぁと、旅をしている実感が湧いた。今回はよく行く道の駅なるさわも、マックスバリュ富士河口湖店も素通りし、河口湖インターから高速に乗った。平日、水曜日の正午ごろということもあってか、クルマはとてもスムーズに流れていて、圏央道に乗るまで一度の渋滞もなかった。最後の休憩は藤野 PA。相模原市内にある、モスバーガーが入っている PA で、ごく小さいPAだが、何とか駐車できた。早く圏央道に乗りたかったので、トイレ休憩だけですぐ出かけた。八王子から圏央道の道のりもスムーズで、ここでも渋滞らしい渋滞はなく、一気に地元の IC まで走り通し、給油と洗車をしてから帰宅した。流れはスムーズだったとは言え、これだけ走ると、さすがに疲れた~という気分になった。愛車スラ吉くん(N-BOX SLASH TURBO)の燃費は満タン法でリッターあたり往路が19km強、復路が20.5kmほどだった。往路は渋滞が長かった割にはそこまで悪くなかったように思う。また高速では120kmでの巡航もあったが、やはり100km前後でマイペースで走るほうが燃費にはいいようだ。ともあれ、今回も愛車スラ吉くん(N-BOX SLASH TURBO)くんはよく走ってくれた。ご苦労さまでした。
ちなみに、今回は高速道路ではほとんどエコモードで走り、市街地でゴーストップが多い場所ではエコモードを外して走った。アイドリングストップ後の再始動がなんかうざく感じるからだ。その結果が前述の燃費である。ちなみに現在は、市街地ではエコモードは外して乗ることにしている。
こんな感じで、久々の遠出、往復1,000km 以上を走りきった。職業ドライバーなら毎日でも走りそうな距離かもしれないが、長いこと週末ドライバーだったぼくにとっては、めったに走る距離ではない。個人的には1日にせいぜい 300km くらいがいい塩梅ではないかと思っているので、今回のように 500km なら 2日で走るくらいがちょうどいい。その意味では、今回の旅はわれながらうまく行ったと思っているし、適度な緊張感と楽しさで、けっこう充実した旅になったように思う。
以前よりも明らかに体力や気力は落ちているが、今後も無理のない範囲で、こうした旅を楽しんでいけたらと思っている。来年中には新居に入れる予定なので、それが落ち着いたら、あちこちに出かけるようにしたい。