2024年5月18日~19日 先輩の見舞いとフィールドスタイルに行った件
昨年、先輩のO氏たちとM先輩のお見舞いに行ったことを書いたが、今年も同時期に行うこととなった。M氏は懸命な治療の甲斐があって、現状維持プラスアルファくらいを保っているそうだ。つまり昨年に比べると少しだけいい状態になっていると言うので、ちょっとだけ気持ちが楽になった。とはいえ、いつ何時急変するかわからない病気なのは変わらないため、自宅にはほとんど帰れていないそうだ。辛いだろうな。
ぼくが現地まで一番遠いこともあり、土日であれば日程は優先させてくれることになり、ならばと今年もついでにフィールドスタイルに行くことにして、5/18-19日にさせてもらった。
最も近くに住んでいるO氏によれば、昨年に比べれば緊急性はずっと改善したので、今年は見舞いは一度だけにし、そのかわり少し滞在時間を長くさせてもらうことにしたそうだ。もちろんみんな納得した。
そのため、昨年同様に常滑に宿を取り、土曜日に見舞いに行ったあとで常滑に向かい、フィールドスタイルに行き、夕方になったら宿に宿泊。翌朝は歩いてすぐのAichi Sky Expoに再度行き、終わったら名古屋駅に戻って帰宅の途に着く流れにした。ちなみに昨年は東横インの中部国際空港2だったが、今年は東横インの中部国際空港1だった。といっても隣のビルだけどね。
また大宮から夜行バスに乗り、翌日早朝に名古屋駅に到着。少し散歩をしたりして時間を潰してからみんなと合流し、見舞いに行った。当のM氏が昨年より状態がいいことで、みんなの表情も明るく、昨年のような緊迫感はほとんど感じられなかった。この調子で改善したらいいなと願わずにいられなかった。この日は2時間ほど滞在し、和やかに話をして解散した。M氏は「まだ牛丼大盛りは食べられないが、もう少し待っててくれよな」と最後に行ったので、「食べられるようになったら呼んでくださいね」と返しておいた。
さて、後はフィールドスタイルである。再会を約束して
みんなと別れ、一人で名鉄に乗る。中部国際空港駅まで向かうのだ。乗車券はPASMOを使う。全国で使えて、ほんとに楽になったなと痛感する。駅に着くと、昨年来たため土地勘ができたので、スイスイと進む。相変わらず入場のための行列はできていたそうだが、昨年よりはずっと減ったらしい。出店者も昨年よりはだいぶ減っていた感じを受けた。やはりブームは少し落ち着いたのかね。
手当たり次第に見て回ったが、途中で一押しの3人の共同ブースに向かうことにした。幸い初日だったこともあり、まだ欲しいと思っていたグッズはすべて残っていた。それらを買い求め、さっそく長袖Tシャツを脱いで買ったばかりの半袖Tシャツに着替えた。この日は気温が30度まで上がったし、イベント会場内は人いきれもあって、かなり蒸していた。
その後も一通り見て回ったが、やはり明らかにブースの数が昨年に比べて少なく、かつ中華製のギアを取り扱うブースが極端に減っていた気がする。
今回は先の3人のグッズ以外はさほど欲しいギアはなかったが、某YouTuberのブースが出ており、彼とは昨年も会っていたので、出品物を見せてもらったところ、彼自身が使っていた中古のギアも販売していた。中にはユニジアのタープも2つあった。中古なので価格もかなり安い。それでいて裏面にアルミコーティング加工がされていて、遮光性も高いもの。これは買いだと直感したが、明日も来ることだし、今買ってしまったら荷物がすぐ重くなってしまうと考え、いったん保留して、後で買おうと決めた。途中で売れてしまったらその時はその時だと割り切ることにした。縁があれば買えるだろう。
昨年のように、Tシャツがもらえるようなブースはないかと思ったが、今年は売っているものしか見当たらなかった。トートバッグはInstagramのフォローをすればもらえるところがいくつかあったので、2つほどフォローしてトートバッグをもらっておいたが、これが後で役に立った。
しばらくして再度3人のブースに戻ってくると、昨年会って仲良くなったD・S氏がやってきた。再開を祝し、その後はほぼ一緒に行動をした。彼もまったく同じ宿を取っていたので、ともに宿に行き、翌朝の朝食も一緒に取り、また一緒にAichi Sky Expoに向かった。相棒がいると寂しくないし、楽しい。
2日目はまた一通り全体を回ったが、途中で例のYouTuberのブースに向かった。縁があれば買えるだろうと思っていた2枚のタープ。なんと2つとも残っていた。他の小物などはほとんど売り切れていたのに、なぜだろう。ひょっとして状態が良くないのかと考えたが、まださほど混んでいない時間帯だったため、広げて見せてくれた。パッと見はまったく劣化は感じられなかった。これは縁があったのだと思い、両方とも買うことにした。一枚はヘキサゴン、もう一枚はレクタなのでちょうどいい。
タープを買ったはいいが、GREGORYのボストンバッグはもう満杯だったので、前日にもらったトートバッグに2枚のタープとペットボトル、折りたたみ傘を入れて肩にかけて歩いた。ほんとにトートバッグが役に立った。
もう買うものはないかなと思いつつも全体を見回すと、キャプテンスタッグのギアの販売店のブースを見つけた。昨年も出ており、前回はウォーターボトルを買ったのを覚えているが、今年は何かあるだろうか。結局、柄が畳める小型フライパン、タープの延長テープ、それに竹製のシェラカップの蓋兼まな板兼皿のような多用途のものを買った。少し前に地元のDCMで一回り大きい16cmの竹製の蓋を買ったが、今回のは300mlシェラカップ専用である。縁に沿って段差が設けてあり、ずれないようになっている。この手の蓋、シェラカップリッドは金属製のものが多いが、薄く軽いため、炊飯などではすぐ蒸気のため浮き上がってしまうことが多い。今回の竹製はけっこう厚みも重量もあるため、そういうことは少ない。重さを取るか、便利さを取るかだが、要は両方欲しいわけだ。
かくして今年もフィールドスタイルを楽しむことができた。D・S氏とはすっかり仲良くなれたし、また一押しの3人とも会えたし、他のYouTuberたち数人とも会えた。狙っていたタイプのタープが2枚も安く買えたのもかなり大きかった。遠征してきた甲斐があったというものだ。入場の際にたまたま仲良くなったご夫妻とは別れてから再開できなかったが、まさに一期一会だった。
ちょっとだけ物足りないのは、せっかく名古屋に来ても、中継地点と見舞い以外はまったく歩けなかったことだ。名古屋と常滑は、我が家と北千住くらいの距離がある。いつかまた名古屋市内をゆっくりカメラを持って散歩したいものだ。名古屋グルメもほとんど食べていないしね。