2023年6月9日 退職後の各種手続きをやった件

2023年06月09日

 個人的に、定年退職後にはいくつかの手続きをする必要があった。①年金の請求②健康保険の任意継続③雇用保険の受給期間延長などだ。①は誕生日の3ヶ月ほど前に請求書類が届いていたので、それに記入して返送する。②は国民健康保険に加入するか、あるいは今までの協会けんぽで任意継続するかの選択のうち、後者を選ぶことにしたためだ。③はハローワークに行って、一年間求職活動をしないため受給期間の延長の手続きをする。というのは本来は退職後すぐに求職活動をするとともに雇用保険の請求をするわけだが、ぼくの場合は退職後一年は求職活動をする気がない。というのは、少なくとも現時点では新たな仕事をする気はないことと、一年だけ特別支給の老齢厚生年金がもらえる年齢に属しているため、順番としてまず一年は特別支給の老齢厚生年金を受け取り、その後に雇用保険の受け取りとともに勤労意欲が出ていれば求職活動を始めるというパターンにすると決めたからだ。
 個人的にどう考えても納得できないのだが、特別支給の老齢厚生年金と雇用保険とを両方いっぺんに受け取ることはできないことになっているので、やむなくいずれか金額の多い方だけ受け取るような選択を迫られてしまうのだ。もともとは60歳から受給できるはずだった老齢年金が、段階的に65歳までに上げられて、その経過措置である特別支給の老齢厚生年金が、雇用保険とどちらかしか選択できないというのは納得できない。かたや年齢に応じて、かたや職業に応じてだから、まったく別のものではないか。それをなぜ一緒くたにされなきゃならんのだ。プンスカプン。
 とはいえ、いくら文句を言ったところで、現時点ではそうなっているのだから仕方がない。そこでなんとか抜け道はないかと調べたら、上記の方法があったというわけだ。社労士のみなさんはみんな知ってると思うけどね。あと、延長した一年間の間に一度でもアルバイトでもしたら延長期間はそこで終わってしまうから注意が必要だ。

 一昨日、退職した会社から離職票(1)(2)や健康保険・厚生年金保険の資格等喪失連絡表が届いたため、やっと ①と②の書類を提出できるようになった。それらがないと提出できないのだ。③についても離職票を持っていかないと手続きができないから、まだかまだかと待っていたのだが、なかなか届かないため電話で催促したところ、その日のうちに投函され、翌日に届いた。言わなかったらどんだけ待たされたのかと思うと、腹が立つね。
 いくつか確認する必要のある事項もあったため、それらをチェックした後、今朝から念のためコンビニで書類のコピーを取り、その足で郵便局に行ってレターパックライトを購入して年金事務所と協会けんぽ宛にそれぞれ書類を郵送した。速達と金額がほぼ同じで翌日到着するし、レターパックのほうがしっかりした封筒なので好みだったからだ。
 いったん帰宅して昼食をとり、今度は③の手続きをするため クルマで春日部のハローワークへ向かった。国道4号と16号でほぼ足りるはずなのに、グーグルマップを使ったら細い道ばかり案内された。ほんとにグーグルはぼくと相性が良くないと思う。なぜそんな道を案内するのか、どうしても納得できないんだよな(試しに帰路はクルマのナビを使ってみたら、案の定16号から4号というまっとうな道を案内したよ)。
 金曜日の午後だったがハローワークは空いていて、すぐに受付してもらえた。担当部署に行っても待ち時間はほとんどなくて済んだ。担当してくれたのは二十代くらいの若い男性だったが、親切に説明してくれたし、手続きもスムーズに済んだ。最初は何か勘違いしていたらしく、今回の手続きをするには7月にならなきゃ駄目なはずだと言われたが、それは知らなかったと言ったところ、いったん席を外し、戻ってきたら「すみません、確認したところ、いまお手続きできます」と言い直された。そういうこともあるよね。ドンマイ。というわけで、結局はその場で期限延長の手続きを済ませることができた。延長したい理由は「定年退職後、しばらく休養したいため」とした。それで通るそうだ。

 以上のように、①②③の手続きが今日一日ですべて終わった。書類に不備があったりすれば修正したり追加で何かを送る必要が出るかも知れないが、それはその時だ。
 退職後、ずっとこれらの手続きが頭に引っかかっていたから、やっとスッキリした。ホッとしたので、自分へのご褒美として、ビッグ・エーの焼き芋を帰りに買ってきた。美味いのよあそこんちの焼き芋。ビッグ・エーに行くとこの焼き芋とトマトをよく買って帰るんだが、今日のトマトはいまいちだったな。でも焼き芋はいつもに増して甘く感じた。お疲れ様、俺。

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