2023年6月29日 年金請求の手続きなど

2023年06月29日

 いわゆる「特別支給の老齢厚生年金」の請求手続きを終えた。これは年金の支給が60歳から65歳に変わるまでの段階的措置で、簡単に言えばぼくの年齢だと64歳から1年だけ報酬比例部分が受け取れるというものだ。
 年金請求書を提出するにあたり、マイナンバーを記載すれば添付書類がいくつか省略できるようなことが書いてあったが、ぼくの場合は扶養家族がいることもあり、①戸籍謄本②家族全員の住民票、③雇用保険被保険者証の写し、④通帳の写しなどが要求された。①②は市役所へ行って発行してもらい、③は退職時に会社から送られていたもののコピーをとった。④が問題で、紙の通帳はずいぶん前から使っていないから、何かいい方法はないかと調べたら、 Web通帳でも銀行のアプリで通帳のイメージ画像をとれるようになっていたことを知ったので、それをプリントアウトして事なきを得た。あとは2~3か月くらいして年金事務所から受給の案内と年金証書などが届くのを待つだけだが、もう一つ、厚生年金基金にも請求書を提出しなければならない。それは年金証書が届いたらそのコピーを添付して出す必要があるので、もう少し待つ必要がある。
 それにしても、ついに年金請求の手続きをする年齢になったのかと感慨深いものを感じる。これで名実ともにシニアの仲間入りだなと思う。あと1年でいわゆる前期高齢者だもんな。

 あと細かいことを言えば、退職したことによって住民税の支払いが普通徴収に変わり、自分で払い込む必要が生じた。今年の分については年末調整もないから自分で確定申告をする必要もある。収入が激減したうえにやることが増えたことで、仕事を辞めてもけっこう忙しい。

 新しい家の建築業者を探すにもけっこうな時間がかかっているが、ちょうど退職したタイミングで時間が取れるようになり、ほんとに良かったと思っている。現在までで7社を訪問し、間取りの提案や見積もりを依頼しているが、うちI設計、ACホーム、Sハイムの3社は条件に合わず候補から外した。残る4社のうち1社(R設計)もおそらく外れると思われ、残るのは3社(N建設、ABホーム、F工務店)、そしてさらに2社(ABホーム、F工務店)に絞られるだろうと思っている。3社のうちN建設は価格以外はまったく文句がないのだが、無垢の木材を多用する都合上、ウッドショック等による価格上昇の影響を一番受けている。つまり残念だがコスト的に手が出なくなってしまっているのである。最終的に残りそうな2社(ABホーム、F工務店))はもともと同じフランチャイズに所属していた会社同士だったそうで、デザインも作りも良く似ている。そのため妥協案としてその2社が残りそうだと思っているわけだ。N建設と違ってこの2社は無垢の木材を使う量がかなり少ないからコスト的に有利になる。逆に言うとN建設はどの部屋の壁もほぼすべて無垢の木材を使っているからどうしてもコストが上がる。それがウッドショックでさらに顕著になったわけだ。一方、最近は壁紙もかなり品質が上がっており、一見しただけでは無垢の材と見分けがつかないものも増えた。そういうもので妥協すればコストもかなり下げられるというわけだ。本来は最後の家になるのだから無垢の材に囲まれた家で暮らしたいと願っていたのにそれが現実的ではなくなってしまったのが残念でならないが、こればかりは仕方がない。
 家の業者が決定し、実際に建築し、引っ越しが終わって今の家の解体が終わるまではゆっくり旅をする時間も取れない気がする。予定ではあと2年ほどで終わると思われるので、それまでは我慢するしかないと思っている。 

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