2023年4月26日 足の裏が痛くて引きこもっている件

2023年04月26日

 このところ、昔の大河ドラマをよく見ている。「独眼竜正宗」「利家とまつ」「毛利元就」「功名が辻」など、とても懐かしく、楽しい。一週間待つ必要もなく、どんどん続きを見られるのが何よりも嬉しい。また、昔の漫画も合間によく読んでいる。最近は歴史ものが多く、今読んでいるのは「半蔵の門」で、小池一夫と小島剛夕のコンビの名作だ。有給休暇消化中だからこういうことが許される。

 自宅でドラマや読書ばかりというと引きこもりのようだが、ここ数日は実際にそれに近い。というのも、先週の金曜日に某公園を歩き回ったおり、降ろしたばかりのサンダルを素足で履いていたのが良くなかったらしく、足の裏がかなり痛い。歩けないことはないが、動くのが億劫なのだ。今まで遠距離通勤していたのが急に行かなくなったことで足の裏がなまっていたこともあると思うが、これほどの痛みは以前に営業に出ていたときと同じレベルだ。革靴で長時間歩き続けたことが良くなかったのだ。当時はサラリーマンでありまだ東日本大震災の前だったこともあり、革靴、それも革底の靴をよく履いていた。あれはほんとに良くないというか、ぼくには合わなかったらしいと思っていたが、結局のところ、合わない履物で長時間歩いたら駄目ということらしい。その意味では革底の革靴だけを悪者にしてしまって申し訳ない気がする。サラリーマン生活の最後はドレスコードが緩くなってスニーカーで通勤していたが誰も文句を言わなかった。その意味では恵まれていたかも知れないね。
 それにしても、たかが足の裏が痛くなっただけでこれほど動くのが億劫になるとは情けない。我慢しながら歩き続ければ慣れてくるのかも知れないが、そこまでする気もない。今まで通勤という名目で嫌というほど歩かされてきたのだから、今後は自分の気が向いたときだけ歩きたい。

 大河ドラマの話に戻るが、時代劇だと同じ役をいろいろな俳優が演じる。それぞれ違う味があって楽しいが、時として他の役者たちとは全く違う個性を発揮する人がいる。例えば「独眼竜正宗」の秀吉役を演じた勝新太郎だ。あんなでっぷりとして体格の良い、なおかつ迫力と凄みのある秀吉はいまだかつて見たことがない。秀吉といえばたいてい小柄で細身の役者が演じることが多いから、勝新太郎秀吉は全く異色の秀吉だったと言えるだろうし、異色であってもそれをきっちり新太郎流で納得させてしまうあたりがすごい役者さんだったと思う。

 大河ドラマのヒロインのほうでは、「功名が辻」の千代を演じた仲間由紀恵が素晴らしかった。もともと演技には定評がある女優さんだが、わざとらしさがなく、完全に役になりきっていたと感じた。特に序盤の第四話、燃える稲葉山城の中で、上川隆也演じる山内一豊と婚姻の約束をするシーン、「千代は生きて、一豊様の妻になりとうございます」と言う場面は、あの張りのある声と真に迫った表情もあり、何度見ても感動する。真面目な演技のみならず、コミカルな演技も得意なのがいいんだよね。

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