2023年12月20日　今年一年を振り返って

　今年もいよいよ押し詰まってきた。あと10日余りで新しい年を迎えるわけだが、改めて今年を振り返ってみることにした。

　まず今年は５月末で仕事をリタイヤした。自己都合ではなく定年退職後の継続雇用期間まで満了しての円満退社だ。厳密には有給休暇を消化するために４月16日以降は出勤していないから、現時点で約８ヶ月経過したことになる。その後年金および年金基金の請求手続きをし、８月に承認通知が届き、年金基金は10月にようやく最初の支給を受けた。と言っても年金部分は今年からの一年は特別支給の老齢厚生年金しか受け取れないのでたいした金額ではない。年金基金があるからやや救われるが、それを含めても仕事をしていた時期から比べると大幅な減収となったことになる。まあ仕方ないね。
　また失業保険に関しては合法的に一年間求職活動を休める（延期できる）のでその申請をし、来年5月までは何もしなくて済むようにした。来年6月になったら改めてハロワークに行って失業保険の手続きをすることになる。
　収入がかなり減ったとはいえ、外出することが減った。必要なときにクルマや電車で出かける程度で、ほとんどは自宅でのんびりしているので、あまりお金がかかることはなくなった。逆に時間がたっぷりあるだけに 通販サイトを見てしまうと危険だが、必要なものがなければなるべく見ないようにしている。

　毎日が休日なので、天気を考慮したり混雑する時期を避けて出かけることも容易になった。その代表的なものが去る11/８から行ったふもとっぱらキャンプ場で、天気も良く無風状態と条件にも恵まれ、過去最高とも言えるほど快適なキャンプになった。その日はキャンプ初心者のO氏と同行したが、彼も美しい富士山の風景をいろいろと堪能できて、ものすごく喜んでくれた。

　区画整理で家が移転する件は、ハウスメーカーも確定し、間取りもかなり煮詰まってきた。あと外構などで検討の余地があるが、まだ少し時間があるから、じっくりと考えて決めていきたい。来年以降はこれがもっとも重要になるかも知れないね。

　昨年の途中から右手の薬指が腱鞘炎になった。ばね指の症状を起こし、曲げると 引っかかるのだ。以前に左手の親指が同様の症状にかかったことがあり、後に自然治癒したので、今回も特段の治療はしていないが、そのうち薬指に続いて中指も曲げにくくなってきた。これ以上広がるとまずいと思いつつも様子を見ていたら、少しずつ良くなってきた。薬指はまだばね指の症状が残っているが毎回ではなく、中指は少し曲げにくいだけで、両方とも以前よりも少しずつだが明らかに良くなっているし、握る時に力も入るようになってきた。このぶんならこれ以上悪化することもなさそうだ。 引き続き様子を見ようと思う。

　また、今年は８月に長年愛用してきたPCが完全に使えなくなった。よく持ってくれたが、さすがに限界だったようだ。潔く諦めたが、特に欲しいマシンも見当たらなかったため、間に合わせのつもりで中古のLet's Noteを買ってみた。以前から一度使っていたいと思っていたPanasonicのノートPCだ。激安だったし、何ヶ月か使えればいいやと割り切って購入したが、予想以上にちゃんと使えることがわかり、助かっている。自分の使い方にはこれで充分だとさえ思えてくる。これは安く上がったと感謝しつつ、できるだけ長く使ってやりたくなってきた。どうせたいした用途に使っているわけではないのだし、この調子なら、次回以降も中古のPCでいいかも知れない。

　来年以降も、基本的にはのんびりと過ごすことになるだろう。前述のとおり、初夏になったらハローワークで失業保険の手続きをする必要があるが、実際に再就職するかどうかは現時点では白紙のままだ。毎日が休日だからいささか退屈に感じる日もあるが、買い物に行ったりカメラ散歩に行ったりゆっくり映画を見たりギターを弾いたりと、やることがまったくないわけでもないし、こののんびりできる状態を夢に見るほど待っていたわけだから、もう働かなくてもいいだろうという気持ちのほうが少し強いが、気が変わることもあるし、この先どうなるかは正直言ってわからない。
　まだ僅かながら感染者が残っているとはいえ、コロナ禍も一段落した感があり、電車やショップ内でもやっとマスク着用が必須ではなくなりつつあるのは喜ばしいことだ。個人的には絶対人為的なウイルスだと確信しているが、もうあんなことはゴメンだ。
　何にしても、健康に気をつけて、少しでも長生きできるようにゆったりとした気分で生きていきたいと願っている。