2022年7月16日　FireHD8Plusタブレットについて

長いことタブレットを使いたいと思っていたが、ようやくポチって昨日届いた。AmazonオリジナルのFireHD8Plus。画面サイズが８インチのタブレットで、サイズとしてはほぼAppleのiPad miniと似ている。できるだけ画面サイズは大きいに越したことはないが、片手で持てないほど大きく重いのも困る。なのでiPad miniのサイズがちょうどいいと判断したのだが、Appleはそれなりのお値段がする。ぼくの使い方ではそこまで出すのは億劫なので、安価なAndroidのタブレットをいろいろ見ていたが、安価なものはほぼ中華製で一か八かみたいなところもあるので、安心のためにAmazonオリジナルのFireタブレットの中から選んだ。

ただしFireHD8Plusには一つ問題があって、OSは基本的にAndroidではあるものの、Amazonがアレンジしたものなので、厳密にはAmazonストアにあるアプリしか使えないことになっている。そのままではGoogle Playにあるアプリは使えない建前になっているのだ。しかし４つほど特定のファイルを落としてインストールしてやるとGoogle Playが使えるようになる。その作業もさほど難しくはない。自己責任ではあるものの、ぼくが使いたいアプリはGoogle Playが使えないとだめなので、自己責任でインストールした。今のところ、トラブルもなく問題なく使えている。

電車の中ではもっぱらKindleや青空文庫を読むか、もしくはYouTubeなどの動画を見ていることが多い。先月からiPhone13 PRO MAXを使い始めて画面サイズは向上したものの、それでもiPad miniサイズよりはかなり小さい。文章を読むにはiPhone13 PRO MAXでも不足は感じないが、漫画を読むとやはり画面が小さいと感じるのが嫌だった。絵はともかく吹き出しの中の文字がいかにも小さいので、必要な場合はそこをいちいち拡大して読まざるを得ない。それがじつに面倒だった。現在は８年くらい前からの「モーニング」を古い方から順に読んでいるので、そのためにもタブレットが欲しかった。逆に言うと、漫画を読みたいためにタブレットが欲しかったと言っても過言ではない。FireHD8Plusの画面はコミックスの１ページを開いたサイズに近いので、吹き出しの文字も拡大せずとも読めるのがありがたい。

FireHD8Plusと一緒に、ワイヤレス充電器の専用スタンドも仕入れた。立て掛けておくと充電できて、かつAlexaでニュース的なものが流れてきたりする。うまく使えばこれもけっこう面白いものかも知れない。

FireHD8Plusのサイズは、最初は思ったより小さいなと思ったが、それでもiPhone13 PRO MAXよりは一回り以上大きく、それでいて片手でも持てるサイズと重さになっている。家で使うのなら上位機種のFireHD10などのほうがいいだろうが、電車などの移動中でははるかにFireHD8Plusのサイズのほうがいいはずだ。初めて使うタブレット、しかもこれも初めてのAndroidベースということで、いささか緊張したが、まずは無難な滑り出しになったようだ。

今はFireHD8Plusで GYAOの映画「レッドクリフ」を観ているが、ステレオスピーカーの音質が思いのほか良く、ミニミニシアター的な使い方も充分できそうだ。FireHD７は新型が出たばかりだが、スピーカーがモノラルなので見送った。FireHD8Plusは2020年発売のためいつ新型に切り替わってもおかしくないが、そのぶん価格が激安だったのだから文句はない。

FireHD8PlusのおかげでAndroidに対する不安感も薄らいだし、今後タブレットを買い替えたりする際にも問題なく対応できそうに思う。とりあえずは良かったんじゃないかな。