2022年10月16日　秩父市・みやのかわナイトバザール（第300回）

　秩父市に「宮ノ川商店街」というところがあり、偶数月の第３土曜日に「ナイトバザール」というイベントを開催している。かなり頑張っている商店街で、昨日は記念すべき300回めということで、市内各地で音楽演奏などをするほか、サンバチームの大群も来るというので、これは興味深いと思っていたところ、YouTuberの「埼玉の仙人」ことマチダサトシ氏も来る（といってもイベントとは直接関係ない）というので、「仙人を探せ」的に歩き回ることとなった。しばしあちこちをウロウロしたが、首尾よく会えてステッカーと記念写真もゲットした。サトシちゃん、あざました(^^)。

　今回は秩父市内をいったん通り過ぎて最初に小鹿野市へ向かった。地元で評判のパン屋さん「フレッシュベーカリーアライヤ」と、そのすぐ近くにある菓子店「八宮正雪堂」に行くためだ。両店は同じ道沿いで、歩いても目と鼻の先にある。先にアライヤで開店とほぼ同時にパンをいくつか購入。どうせ今夜は車中泊になるし、夕食と朝食のためにいくつも買い込んだ。続いて八宮正雪堂に行き、名物のお菓子「オガノコイシ」と、その味変バージョンのひとつ「ハロウィン期間限定かつ週末バージョン（チェダーチーズ入り）」という珍しいものをゲットして、道の駅ちちぶへ向かった。

　早朝に家を出たので朝食は省略したから、お昼はがっつり食べたいと思い、道の駅の食堂で「わらじカツ丼」のセットメニューを狙っていたのだが、到着したのが少し早すぎて、開店の11時までしばし待つことになった。
　前述のとおり車中泊の予定だったから、早めに寝床を作り、横になってひと休みと思ったら枕を忘れていたことに気づいて、近くのDAISOで低反発素材のネックピローを仕入れてきた。窓を開けておくと風が通り抜けてすこぶる気持ちがいい。
　開店を待ちわびて店に入り、わらじカツ丼とおっきりこみのセットを注文。さすがに美味かった。ついでに売店で名物のみそポテトとコロッケ、ごまソフトとバニラのミックスソフトクリームも食べた。さすがに腹一杯になったので、またクルマの中で横になった。相変わらず風が気持ちいい。外は初夏のような気温だが、日陰はさすがに涼しいし、虫もいなくて快適だった。

　Twitterで仙人氏が到着したことを知り、こっちも現地へ向かった。目撃した場所を聞いたものの、今からそこへ行っても間にあるかどうかと不安だったが、なんとか見つかってしばし談笑。ステッカーをいただき、記念写真もゲットした。ほんとに好青年だよ。婿に欲しいと真剣に思う。

　仙人氏と別れ、いったんクルマに戻る。思いのほか気温が上がり、かなり汗をかいたし、仙人探しで歩数も増えた。サンバが始まるのは18時40分からと聞いたし、その時点からだとまだ４時間ほどもあるので、昼寝をすることにした。窓はあまり大きく開けられないが、それでも充分に休むことができた。

　18時になったので、早めに商店街のメインストリートへ向かった。また仙人氏を探そうと思ったが、サンバ目当てなのか、一気に人手が増えてきた。これは難しいかもと思ったが、やはり最後まで仙人をみつけることはできなかった。すぐ近くまで接近したことはわかるんだが、あの人混みの中で確認するのは難しかった。残念だが、昼間に一度会えていて良かった。

　サンバチームは例の羽のついたコスチュームを着ている女性だけでも数十名ほど、演奏部隊やストリートダンス的なチームなどを含めると130名ほどもいたらしい。かなりの規模で、迫力も凄まじかった。好きな人なら、いつまで見ていても飽きないんじゃないかな。

　昼間のイベントでは数箇所で音楽演奏などもやっていたが、中にフォルクローレのバンドがいて、けっこう気に入った。あのバンドはお金を払っても聞きたいレベルだった。

　秩父市って、けっこう頑張ってるね。宮ノ川商店街は特にだ。こういう商店街なら、シャッター街のように寂れないんじゃないだろうか。今後も期待したいね。