桜の開花と新型肺炎騒ぎ

　このところ、facebook や Instagram への投稿が滞っている。それらへの投稿はもっぱら写真がメインだけど、最近は撮影に行ってないので、出すものがないわけだ。過去の分はいくらでもあるけれど、それを選んで出すほどの義務感もその必要も感じていないのでのんびり構えているだけ。そこんとこよろしくです。

　撮影に行っていない理由は過去に何度も書いたけれど、昨年の秋の台風で某所のコスモスちゃんたちが全滅してしまったショックが思いのほか大きくて、一気に撮影意欲を喪失してしまったことがきっかけ。世の無常というようなものを強く感じて、出かけるモチベーションが萎えてしまったのは自分でも驚いたけど、事実そうだったんだから仕方がない。

　撮りたいものがない冬の間は当然としても、やっと春になり桜が咲いたと思ったら新型肺炎騒ぎで外出も自粛という情勢になってしまった。これはもう、いまは撮るなということなんだろうな。幸か不幸か、撮影に対するモチベーションはいまだ復活していないからいいようなものの、撮りたくてたまらない心境だったらさぞかし辛いだろうなと思ったりもする。

　地元の権現堂公園の桜だけは毎年行っているので、今年も行くだけは行ったし、ちょっとだけ撮影もしたが、その枚数はいつもの十分の一くらいにすぎない。やはり新型肺炎騒ぎで桜まつりも中止という状態なので、早くここを離れなくちゃという気分が強く、落ち着いてじっくり撮影するなど無理ってものだし、それが実際に写真にも現れているのがわかる。写真は心で撮るものなんだよなと、改めて痛感させられた。