新型コロナウイルスその後(2020.9.6)
今年(2020年)は、とにかく新型コロナウイルスに振り回される年となっている。初春くらいから騒ぎが始まり、未だに東京都内で毎日200人とかの感染者数を数えている。帰宅したり職場に到着したらすぐに手指の消毒も欠かせない。まさかこんなに長引くとは思っていなかったが、まだしばらくは続きそうな雰囲気である。下手するとまだ数年は続くかもしれない。
ぼくの生活も大きく変わった。休日の外出は極力控えるようになったし、あれだけ好きだった写真撮影にもまったく行っていない。さすがに何週間かに一度くらいの割でクルマで出かけることはあるが、それでも極力密にならないように注意しているような状況だ。
出かけずに家でブラブラしていれば、当然太りやすくなる。コロナ太りという言葉もできたし、実際に 太った人も多いようだが、ぼくは逆に、家にいる時間が多くても、できるだけ3食以外は食べないようにした。具体的には間食をほとんどしないようにし、特に甘いもの、砂糖入りの飲み物などを控え、 3食自体も量を減らすようにしたのだ。その結果、この半年くらいで、昨年比マイナス7kgくらいに体重が落ちた。ダイエットがうまく行っている証拠だろう。
ぼくの身体はあまり燃費が良くないようで、普通に3食食べているだけだと少しずつ体重が落ちていくことがわかっている。もちろん食べたいだけ食べていれば横ばいがいいところだが、それをしないだけで体重が着実に落ちていく。これならさほどつらいと思うこともなくダイエットができる。これを「消極的ダイエット(別名:ゆるゆるダイエット)」と名付けた。3食食べているのに痩せていくのだからお世辞にも積極的ではないが、年齢的に運動で痩せるとかは難しいし、筋トレなどもやれば更に効果が上がるだろうがその気もないしで、この方法に落ち着いた。
もちろんすべて我慢ばかりしていたらストレスが溜まってしまうので、休日だけは好きなものを食べてもいいようにしている。もちろん食べる量は考えるにせよ、どうしても食べたい、飲みたいものというのは出てくるし、週7日のうち、土日の2日に食べても平日の5日に控えれば、差し引き2勝5敗で負け越すことになるから、トータルでは体重が落ちていくという寸法だ。これなら長く続けられるよね。
ちょうど初夏から真夏にかけてコロナ騒ぎで外出自粛の動きがあったこともあり、カメラを持って散歩することもできず、観光地に行くこともままならずだったので、いったい何をやって過ごしたらいいのかと悩みもしたが、読書をしたりYou Tubeを観たり映画を観たりしていれば、けっこう時間をつぶすことができた。老後の過ごし方を先に少しやってみたようなものだ。
いつまで新型コロナ騒ぎが続くのか、また今までのような生活に戻れるのかさえわかっていないが、どんなことになろうとも自分の寿命までは生きてやろうと思っている。