
新型コロナ、ようやく沈静化に向かうか?
およそ2年近くに渡って猛威を奮ってきた新型コロナウイルスだが、ひょっとしたら、ようやく沈静化に向かいつつあるのかも知れない。というのは、ほんの数ヶ月前は都内だけで一日の新規感染者が5,000人近くも発生していたのに、今週はせいぜい200人程度にまで減ってきたのだ。これは、全国民の3分の2くらいまでワクチン接種が進んだことが、もっとも大きな理由だと思う。もちろん度重なる緊急事態宣言下での外出自粛も大きいだろうが、何よりもワクチン接種が最大の要因だと思うのだ。でなければ、今まであれほど新規感染者が多発していたのに、周囲の行動様式がさほど変わらない状況にも関わらず、感染者が減るわけがないじゃないか。
とは言え、まだ数百人の新規感染者が出ているわけだし、油断は禁物だ。緊急事態宣言が9月末で終わったとは言え、飲食店等の自粛が軽減される程度なのだから、一般の我々は引き続き注意するに越したことはないと思う。
思えば昨年の晩冬以来、新型コロナのために外出自粛だステイホームだと言われて、通勤と買い物以外は、ろくに外出もしない生活が始まった。当然ながら遊びでの写真撮影にも全く行かなくなり、撮影機材たちは眠ったままだ。撮り方も忘れてしまったんじゃないかと、気が気ではないし、何よりも、外出すること自体が億劫に思えてしまうようになることが怖い。この上は、一日も早くコロナが収束することを望むが、満員電車の復活だけはなんとか避けてほしいと思うんだよね。ぶっちゃけ、コロナ禍で一つだけ嬉しかったことがあるのは、電車が空いたことだ。テレワークが普及したこともあって、満員電車というものがほとんどなくなったのは大きかった。逆に今まではなんであれほど混んでたのを我慢させられていたのかと、腹が立つくらいだ。
世界中を巻き込んだ伝染病としては未曾有の規模となった今回のウイルスだが、これ以前の生活様式にはもう戻れない面もあるんじゃなかろうか。そんなことを考えている今日この頃だったりする。