今日という一日(2019.4.13)

2019年04月14日

 昨日という一日。
 金曜日の夜に家を出て国道16号線をひた走って某沼の横を通り目的地の某市の某広場のすぐ手前まで来たら道路工事で迂回しろと言われて、知らない道をナビを頼りにあれこれ苦労してやっと反対側に回ったけど、そこにはまた別のおじさんがいてやはり迂回しろと言われたので「そこの広場に行きたいんだけどどうしたらいいの?」と聞いたら「その先の橋を通らないのならここを通してあげますよ」と言ってくれて助かった。おじさん、ありがとう。
 やっと広場に着いたら迂回で30分ほどウロウロしていたせいで日付が変わっていた。急いで寝床の準備。助手席のヘッドレストを外して前にスライドさせてから後ろに倒し、座面に凸凹を埋めるための三角クッションを置き、インフレーターマットを敷いて公表マイナス10度まで耐えられる寝袋を広げたら上着を脱いで潜り込む。真冬ではないのですぐにポカポカになり、やがてウトウトし始めたところにすぐ横の道をときどき通り過ぎるクルマの音で起こされる。広場内の道なのに近道なのかけっこう真夜中でも通行するクルマがあるんだね。(^o^;)
 寝袋に潜ってファスナーをがっちり締めたところでふと気がついた。「明日の夜明けって何時だっけ? それにまだ目覚ましセットしてないし」。
 普通ならせっかく潜った寝袋からいったん出てスマホで日の出時刻を調べて目覚ましをセットするだろう。
ところがぼくには強い味方があった。iPhoneのSiriである。
「へい、しり! 明日の日の出時刻は?」
「○○市の日の出時刻は、5時8分です」
(5時過ぎが日の出なら、1時間前からタイムラプスを撮り始めるとして4時に起きればいいか)
「へい、しり! アラーム4時!」
「アラームを4時にセットしました」
(これでよし。・・・待てよ、iPhoneが星空を撮れるのかどうかテストしてみるのもいいな。もう少し早く起きよう)
「へい、しり! アラーム4時取り消し!」
「4時のアラームを取り消しました」
「へい、しり! アラーム3時30分!」
「アラームを3時30分にセットしました」
 これでよし。寝袋に潜ったままで、手も動かさずにこれだけのことができる。またまたiPhoneちゃんが可愛いと思えるようになった。
 そんなわけでやっと眠れたと思ったら、あっという間にアラームが鳴った。そりゃそうだ、寝袋に潜ったのは日付が変わってからだから、およそ3時間ほどしか眠れていないのだ。
 それでもなんとか思い切って寝袋から出て三脚を取り出し、iPhoneにスマホ用の三脚ホルダーを取り付けて三脚に据えておおむねこのへんだろうと思える場所に向けてセットしたが、愛しのiPhoneちゃんは真っ暗な画面しか写してくれていない。遠くの灯りが点々と見えているだけだ。
そりゃそうだ、こんな灯りがあるところじゃ無理だよな。
 そうは思ったけどいちおう風車が収まるだろうと思われるあたりに角度をつけてタイムラプスをスタートしてからクルマに戻り、また寝袋に潜り込んでウトウトしながら明るくなるのを待った。
やがてうっすらと明るくなってくると、次第に他のカメラマニアたちがやって来た。クルマがところどころに停まり始める。みんな早いなあ(人のことは言えないけど)。
 そろそろ起きるかと、また思い切って愛しの寝袋ちゃんと離れ、冷え込みが強くなってきたのでベンチコートを着込み、Pen-Fちゃんと愛用の14-150mmズームと予備バッテリーだけをポケットに入れて外へ出た。そんなに数は撮らないと思うけど、冷え込んでるのでバッテリーの能力が低下しているかも知れないしね。
 アクションカムも持ってきたけど、今日は使わないことに決めた。iPhoneだけで充分だろう。
 周囲を見回したが、やはり焼けているのは沼の方角だ。風車と朝焼けを一緒に撮ろうと思うとチューリップの咲いているあたりからでないと無理なのが確認できた。
 iPhoneのタイムラプスを停止して画像を確認するが、やはり真っ暗な時間は全然駄目だった。(^o^;)
 うっすら明るくなってからも、ちっとも面白くない。ただ風車の写っているのが明るくなるだけで、あまりに変化に乏しい。
 つまり、今回のタイムラプスは大失敗なのでした。(^^ゞ
 気を取り直して、寒い中頑張ってくれたiPhoneちゃんに今度はジンバルをセットしてチューリップの咲いている中を歩きながら撮影し、その後Pen-Fちゃんと14-150のコンビでしばし撮影した。
日が出てきたのにまた冷え込んだな~と思ったら、通路にはびっしりと霜が降りている。このへんは明るくなってきてからのほうが一時気温が下がるのよね。
 人も次第に増えてきたのでしばしどうしようかなと考えていたところ、急にくしゃみと鼻水が連発。(*ノω<*)シマッタ!!!
家を出てくるときにアレルギーの薬を持ってくるのを忘れて、昨夜は呑んでなかったのだ。そのため薬効が切れて症状が出始めたことが明らかになった。
 ご近所から来る予定のFBFと会う予定になっているけど、まだ朝の6時半。これじゃとてもそれまで待つことはできない。急ぎクルマに戻り、申し訳ないけどとメッセンジャーでお詫びを兼ねて状況を説明してから、急遽帰宅することにした。
 ナビの道路選択も細い道路をくねくね走っている余裕はないと思い、迷わず広い道路優先、国道16号で帰ることにした。まだこの時刻なら渋滞は考えにくいし、うまくすれば平均速度もかなり期待できるだろう。
途中にあったコンビニでトイレを済ませて箱ティッシュとコーヒーを買い、あとは16号を走ってひたすら帰路を急いだ。
 結果は大成功で、密室であるクルマの中にいたことで花粉の影響も減り、途中で何度かくしゃみと鼻水の発作が出たもののたいしたことはなく、無事に帰宅することができた。
 朝食を済ませて薬を飲み、FBのコメントを返信し、薬が効いてきたのを確認したところで寝不足を取り戻すため寝床に潜り込んだ。「ホテル・スラ吉」の車中泊の寝袋も決して嫌いじゃないけど、やっぱり愛用の寝床は心地良さが違う。
 と思ったら、目が覚めたらなんと夜の8時になっていた。およそ8時間ほども爆睡してしまったことになる。寝不足を取り戻すどころかおつりが出ちゃった。(^o^;)
 こうしてあっという間に土曜日が終わってしまったとさ。
 めでたしめでたし。
 あ、動画と写真のセレクトやってないや。😅

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