今年の特例の4連休について
今日は2021年7月22日(木)だが、祝日(海の日)である。明日23日(金)も祝日(スポーツの日)だから、次の土日と合わせてつごう4連休になるわけだ。
ただし、これはあくまでも今年だけの特例措置であり、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて、2021年の祝日が移動しているのだ。
2021年は、「海の日(7月の第3月曜日)」は7月22日、「スポーツの日(10月の第2月曜日)」は7月23日、「山の日(8月11日)」は8月8日になるというわけで、従来の祝日にあたる日は、平日になる。まさに変則的な年なのだ。
今年のカレンダーはそれらの特別措置が決まる前に印刷されているものがほとんどなので、それを見ているだけだと失敗してしまう。注意が必要だ。
さて、オリンピックである。本当は昨年2020年に行われるはずのものが、新型コロナウイルスの影響で一年延期となり、やっと昨日から競技が始まったのだが、個人的には正直言って、全く興味がわかない。世界中が新型コロナウイルスですったもんだしているときに、オリンピックを強行しなければならない理由がぼくにはわからない。選手の心情を考えればある程度は理解できるとはいっても、今はそれどころじゃないだろうと思ってしまう気持ちのほうが強いのだ。
実際、競技に出場するために来日した外国人選手団の中にもコロナ感染者が続出している。少し前から国内ではようやくワクチンを接種し始めたところなのに、海外から感染者を入れてどうするんだと思ってしまう。
そんなことを言っても、オリンピックは始まった。競技によっては無観客での開催となったり、観客側でもせっかく予約したチケットが無駄になったりと、あちこちで混乱が生じている。首都高速では開催期間中、混雑しそうな時間帯に限って一律¥1,000上乗せとか、入り口封鎖とかをやっている。そのため外環道にクルマが移動し渋滞を招いたりしている。そんな状況を見ていると、いくら4年に一度のオリンピックと言えども、なんだかなあと思ってしまうのだった。