ゆるゆるダイエットもしくは消極的ダイエットについて

2020年11月01日

 じつは現在、ダイエットをしている。とは言っても、積極的なものではないし、必死にやってもいない。やっていることと言えば、昼食をとらないか、とってもごく少量にすること、それに間食をせず、糖分を極力控える程度のものだ。
 過去にもいろいろやってみた。三食とるが一食あたりの量をごく少量にしてみたり、一日一食だけにする代わりにお腹いっぱい食べたりだ。しかし、いずれも空腹感が半端なく、しかも効果があまり出なかった。そんな中でいろいろやってみたところ、昼食をごく少量にするかもしくは完全に抜いてしまうのがもっとも楽であり、かつ効果があった。なので、それを現在も続けている。
 いろいろな説やダイエット法があるが、人それぞれ体質も違うし合う方法は違うはずで、ぼくにとっては昼食を控えるのがもっとも効率が良い感じがしているわけだ。
 減量するためには、一日のうちでも、12時間程度の絶食時間を設けるのが効果的だという説がある。ぼくの場合は昼食を減らすことで、朝食から夕食までにおよそ13~14時間程度の間隔が開く。昼食を完全に抜くのが一番いいのはもちろんだが、空腹感が強いときはあまり我慢せずにカロリーメイトなどの簡単なものをほんの少しだけ食べる。それでも慣れればほとんどつらい思いをせずに抜くことができる。

 これをしばらく続けた結果、昨年の8月の健康診断以来一年ちょいで、体重が8キロ近く減少した。何だ、けっこうゆっくりじゃないかと思うかも知れないが、長年かかって増えた体重を一気に短時間で減らそうとすると、必ずリバウンドするのである。それを避けるためにも、今回はじっくりと時間をかけて減らすことに決めたのだ。
 今回のダイエットのきっかけは、数年前から左足の膝と右足の股関節に痛みというか違和感を感じたりするようになったことだ。長年使った身体なので、さすがにあちこちガタが来ても仕方ないのだけど、長年重めの体重を支えてきたのがその原因の多くを占めているように感じてならない。
 思えば、十代の頃からやや重めの体重のまま生きてきた。人生の中で痩せてるねと言われたことがなく、いい体格してるねと、暗に太ってると言われ続けてきた。若い頃はそれでも健康だったし、動けるんだから別にいいよねと思ってきたが、さすがに還暦も過ぎるとそうも言っていられなくなった。ここらで少し体重を減らし、身体の各部に掛かる負担をいくらかでも減らしたいと考えるようになったのが、きっかけとなった。
 過剰な体重を減らせば、骨格や筋肉だけでなく、内臓の健康にも効果があるのは間違いない。そう信じて、細々と昼食抜きを続けてきたが、今のところはいい結果を生んでいるので、ぼくにはこのやり方が合っているんだろう。

 とはいえぼくだって意志の弱い人間だし、あまりストイックにやったらきっとおかしくなってしまう。そこで逃げ場を作っている。「平日はストイックに、休日は気にせずに」である。具体的には、平日は昼食を抜き糖分も控えてそれなりに頑張るが、休日は三食とも食べて、他にも食べたいものや飲みたいものがあれば、あまり我慢せずに食べることにしている。
これでも週7日のうち5日はストイックにしているから、2勝5敗? で減るカロリーのほうが優勢になる計算だ。これのおかげで続けていられると言っても過言ではない。筋トレもしないし、必死になってもいないから「ゆるゆるダイエット」もしくは「消極的ダイエット」と呼んでいる。

 この結果、先日(10/30)の内科の定期検診でも、血液検査でまずまずの数値が出た。二ヶ月に一度の検診だから、少しずつでも着実に改善しているのがわかる。食べる量を減らすだけでこんなに改善するのなら、もっと早くからやっておけばよかったと思うけど、なんせ長い間、食べることが大好きだったからねぇ。(^o^;)

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