クルマでの一人旅について思うこと

2021年03月13日

仕事をリタイヤしたらクルマでのんびり一人旅をしたいと以前から言っているけれど、その気持ちは今でも変わっていない。使うクルマは軽バンを仕入れて行くか、あるいは今の愛車であるスラ吉くん(N-BOX SLASHターボ)で行くかの二択になると思うが、以前に書いたとおり、走行での移動がほとんどになるので、走行の快適さや燃費などを考えるとスラ吉くんが優勢なのは間違いないと思う。ただしスラ吉くんはあくまでも乗用車なので、車内のスペースは寝るのがやっとだから、食事は基本的に外食になるし、荷物もそんなにたくさんは持っていけない。その辺は割り切る必要があるが、大した問題でもない。

クルマに限らず、一人旅は嫌いではない。ときどき孤独を感じることもあるが、それ以上に自由なのがいい。全て自分の思うとおりに行動できる。それが何よりもありがたい。

リタイヤ後の一人旅の行き先だが、ぶっちゃけ日本全国に行ってみたい。その時の都合にもよるが、体力と気力が許せば北海道から沖縄まで行きたい気持ちはあるものの、長期間に渡って行きっぱなしとなると、周囲も心配するし、季節の変化により着替えやら何やらの装備も変更する必要が出てくる。だからたとえば北海道を回ったらいったん帰ってくるとか、東北を回ったら帰ってくるとか、ある程度の地域を回ったらいったん帰ってくるというのが現実的ではないかと思う。そしてしばらく休んだら、また出かける。そういうことを何度か繰り返せばいいと考えている。

前述のとおり、スラ吉くんは車中飯など作るスペースがないから、基本的に食事は外食となるが、それは別にきちんとしたレストランなどで食べることに固執するわけではない。行動のスケジュールなどと相談し、コンビニ飯でも全然構わないと思っている。ぼくはパンも大好きだし、極端に言えばお腹が膨れれば食事は適当なものでもいいのだ。道の駅で夕食と朝食をとることが多くなるとは思うが、朝早く出かけたいときは前もって買っておいたものを食べて出かけることもあるだろう。そんなときはコンビニ飯の割合が高くなることが予想されるが、ぼくはそれでも全然構わない。

問題は、最初に行く場所の選定だ。これが未だに決めかねている。
たとえば「北海道に行こう」と思ったとする。だが北海道はあまりに広い。したがって道北、道東、道央など、ある程度範囲を区切って行くことにするか、さもなければ一ヶ月とか、まるまる北海道だけを回ることになる。それは意外と大変なことなのだ。
かと言って、では青森の大間に行ってマグロを食べてこようと思っても、そこまで行ったらついでに北海道まで行きたくなるだろうし、山口県の角島に行きたいと思っても、そこまで行ったらついでに九州まで行きたくなるだろう。そう考えると、行き先の選定は結構悩ましい。

そんな中で、リタイヤしたら最初に行きたいと心情的に思う場所はいくつかある。周囲も一緒に回ろうという気持ちがなく、純粋にその場所に行きたいと思う気持ちがあるところだ。
具体的には、まず福島県の猪苗代町、会津若松市。ぼくにとっての聖地でもある土津神社には、とにかく真っ先に行きたいし、会津若松にもしばらく行っていないから、またのんびりと散歩したい。
次は秋田県である。秋田市はぼくが生まれた場所でもあるし、千秋公園の桜はとてもきれいだ。角館の武家屋敷と枝垂れ桜もきれいだし、ババヘラアイスも美味しい。また打当温泉にはマタギ資料館もあるし、マタギの里と言われた根子町にも、もう一度行ってみたい。
他にもたくさん行きたい場所はあるが、ぼくは心情的に東北方面が好きなようだ。比較的土地勘があるためだと思うが、逆に若い頃に行った以外あまり縁のなかった西の方にも、足を伸ばしたい気持ちはある。
何しろ、身体の動くうちに、日本中の行きたいところに行っておきたいと考えている。それができなくなったら、家でギターを弾いて音楽を聞き、映画を見て過ごすつもりだ。歳をとっても、キャンプくらいは行きたいけどね。

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