アクションカムの話・3(Crosstour CT8500)

2019年05月15日

 少し前に買ったアクションカム(Apeman A80)でいろいろ遊んでいるが、今回使用期限の迫ったAmazonポイントがけっこう貯まっていたので急いで何か買わなきゃと思って考えたところ、やはり車中泊用品かアクションカム、ギターの弦などが頭に浮かんだが、すぐには絞りきれないので、タイムセールにどんなものが出ているかを調べることにした。どうせ買うならタイムセール中のほうがいいもんね。
 すると前回Apeman A80を買った際に最後まで迷った競合機種であるCrosstour CT8500という機種がタイムセールで安くなっていたのを見つけ、考えた結果結局そのCrosstour CT8500をポチることにしたのだった。

 前回Apeman A80を選んだのはファイルが拡張子MP4になっていたからだ。当時はまだ動画編集ソフトは購入していなかったが、拡張子がMP4のものに比べてMOVのものは編集しにくい場合があるなどという記事を読んだことがあったため、MOVだったCrosstour CT8500は却下したのだった。
 しかし実際に動画編集ソフト「Filmora」を入手して編集してみると、MP4でもMOVでも問題なく使えることがわかった。そもそもiPhone 7PlusがMOVなのだ。つまり編集しにくい場合があるというのは使う編集ソフトなどにもよるのだろうが、ぼくが選んだFilmoraなら問題なく使える。
 それがわかったため、今回はCrosstour CT8500を選んだ。もともとApeman A80に比べて付属品が多いし、MOVでなかったら間違いなくこっちを選んでいたからだ。
 ではその付属品というのは何かというと、リモコンと外部マイクである。アクションカムを遠隔操作するにはWi-Fiを利用してスマホアプリを使うのが定番ではあるが、当然に専用リモコンのほうが手っ取り早い。またアクションカムの内蔵マイクの音質はおもちゃみたいなものなので、チープな外部マイクであってもはるかにマシな音質で録れるのだ。

 レビューをいくつか観てみると、Apeman A80とCrosstour CT8500では大差ないレベルに見える。ややコントラストが強く発色がはっきりしている感じで、ちょっぴり青みが強い点が共通している。ただし両者は使われているイメージセンサーが違っていて、前者はPanasonic、後者はSONYとなっているからそれだけでも多少の違いは出てくるはずだ。
 Crosstour CT8500は夜間撮影に非常に弱いというレビューも観たが、灯りがまったくない状態でアクションカムを使う状況がぼくの場合は想像できないので問題ないし、Apeman A80にしたって決して夜間撮影が優れているとは思わないから、ますます問題ないことになる。

 中華製アクションカムはひょっとすると同じ工場でたくさんのブランドを作っているのではないかと思うほどデザインやサイズ、操作性などが似ているものが多い。そしてApeman A80もCrosstour CT8500もボタンの位置や見た感じがかなり似ているので、ひょっとしたら同じ工場で作られた兄弟ブランドかも知れない。どちらのブランドも日本語サポートがけっこう良い対応だというのも同じだから、たぶんそうなんじゃないかと思う。

 ところで、なぜ2台めのアクションカムをポチったのかと言う話だが、1台だけだとクルマに付けっぱなしにできないからだ。というのは、現在Apeman のC450というドライブレコーダーを愛車スラ吉くんに付けているが、これはもう完全に付けっぱなしの撮りっぱなしであり、クルマでの走行シーンをずっと撮影する。そんなのつまらんと思うかも知れないが、本来の目的はドライブレコーダーとして前方を監視しつつ録画するためのものだからこれでいいわけだ。また旅の動画の移動中の映像としてももちろん使えるので、無くてはならないことになる。
 しかし道路ばっかり映していても面白くないので、右下あたりにぼくが運転している映像も混ぜたりしようかなと思い始めた。運転しながらぶつぶつ適当なことをしゃべるのも面白いかも知れないし、もちろん旅の様子を解説してもいいだろう。これにもドライブレコーダーもしくはアクションカムが必要になるわけだが、できれば自分の運転姿だけではなくて、リヤウインドウのほうも同時に録画できるように角度をつけて固定したい。最近急速に普及し始めた前後ともに録画できるドライブレコーダーの代わりとして使いたいからだ。アクションカムの広角レンズの画角を生かしてフロントウインドウの角あたりから斜め後ろを向くように取り付ければぼくの運転姿と同時にリヤウインドウの範囲もある程度映るんじゃないかと期待しているのだ。そうならばまさに一石二鳥の効果が期待できるのだけど、今まではApeman A80しか手持ちがなかった。撮影目的で出かけた場合に現地に着いたらいちいち窓から外して撮影し、帰るときにはまた映る範囲を調節しながら窓に取り付けるなんて面倒なことはとてもできないので、アクションカムをもう1台仕入れて片方をフロントウインドウに固定したまま備え付けで使えるようにしたかった、というわけであります。

 まだApeman A80とCrosstour CT8500のどちらを固定用にしてどちらをメインの動画撮影用にするかは決めていないけれど、どちらかといえばリモコンがあるぶんだけCrosstour CT8500のほうが便利かも知れない。
 また意外と両方ともクルマに固定して使う可能性もある。その場合は自分の姿を撮るために一台、もう一台は後方をしっかり広く撮るようにするだろう。なぜなら今のところはiPhone 7Plusでメインの動画を撮るのがもっともピンとくるからだ。(笑)

© 2025 abu_channel
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう